夏の夜のゆる・ふぇみコンサート~抵抗のうたとおはなし~

 

 

2年間お休みしていたゆるふぇみカフェが、一夜のオンラインコンサートとして復活します。
テーマは「抵抗のうたとおはなし」。新型コロナウィルスを理由に、あるいは口実として、私たちのくらしは随分窮屈なものになってしまいました。こんな時は、歌ったり、語ったり、いろいろな方法で抑圧に「抵抗」してきた人たちの姿に触れて、創造力を取り戻したい。

「運動には歌が不可欠だ!」
韓国の社会運動には、いつも歌があります。
社会に対する怒りや悲しみを分かち合い、絶望を希望に変える歌、民衆歌謡があります。
今宵は、民衆歌謡がもつ歌の力について、Kamiと金美珍が語り合い、ジョニーHのギター伴奏で歌をお届けします。

また、ゆる・ふぇみカフェの堅田香緒里は、「二つの「要求者」運動のお話」というテーマで、1970年代のイギリスの女性達の運動と、1940年代から活動を続けている「生活と健康を守る会」の運動のお話を交差させて語ります。

色々な形で集まろう、というのは元々ゆる・ふぇみカフェが得意としてきた方法です。
田原町の本屋さんReadin' Writin'を会場に、オンライン参加も、会場参加もゆるやかにつながってお会いしましょう。
出演者と参加者の乾杯ではじめたいとおもいます。 夏の夜、是非お手元にお飲み物など用意して、お楽しみください!

お申込み

https://yurufemiconcert.peatix.com/


<プログラム>
*韓国社会で生まれた歌、民衆歌謡
(歌・Kami、ギター・ジョニーH、お話・Kami&金美珍)
 曲目:
 바위처럼(パウィチョロム:岩のように)
 임을 위한 행진곡(イムル ウィハン ヘンジン ゴッ:君のための行進曲) ほか

*二つの「要求者」運動のお話(堅田香緒里)

<出演者プロフィール>
・Kami
東京生まれ。韓国籍の在日朝鮮人2.5世。日本の学校のみ高校まで学ぶ。
20代に韓国民衆歌謡(当時は抵抗歌、闘争歌と称された)と出会う。
韓国の歌手と交流し歌の普及に取り組むグループ「ノレの会」元メンバー。

・ジョニーH
街角にイベントにパレードに抗議集会に労働争議現場に学校に神出鬼没の社会派流し、憲法寄席ミニライブでは席主、レイバーネットTVではキャスター。韓国民衆歌謡ノレの会ギター伴奏担当。

・金美珍
韓国仁川生まれ。大学卒業後、来日。外国人として生活する中で、境界線上の生活、個人を交差する多様な差別の問題に気づくようになり、女性、労働の問題、社会運動について研究してきている。

・堅田香緒里
静岡生まれ。ゆる・ふぇみカフェ運営委員、法政大学社会学部教員。ある野宿の女性との出会いをきっかけに、貧困問題やフェミニズム、社会保障について関心を持つようになった。


<参加方法>
・会場での観覧
・オンライン配信
からどちらかを選択
※新型コロナウイルス感染防止の観点から混雑を避けるため、会場参加は事前にお申し込みいただいた方に限定させていただきます。お申し込みなくご来場された場合、入場をお断りすることがございます。ご注意ください。
※オンライン参加の方には、当日開始30分前までに配信URLをメールでお送りします。
 また、インターネット環境が悪くて、当日うまく見られなかった方などには、期間限定で事後的に録画がご覧になれます。
 

主催:ゆる・ふぇみカフェ

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