第五回 ゆる・ふぇみカフェの開催が決定しました!
2018年11月11日 13:00~18:00
会場 アーツ千代田3331
※詳細は今後HP、チラシ、SNS、メルマガなどで告知していきます。
そして、ゆる・ふぇみカフェを楽しみにしてくださった皆様に、
カフェ運営委員からお願いがあります。
少し長いですが、下記、お読みいただけるととてもうれしいです。
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5年目をむかえるにあたって…ゆる・ふぇみカフェからのお願い
ゆる・ふぇみカフェが2014年に発足して5年目をむかえました。
この間、運営委員一同、年一回のメイン・イベントのほか、テーマセッション、上映会、大人と子どものゆる・ふぇみ遠足などを企画し、多様なテーマとジェンダーをつなぎ、創造的で新しいフェミニズム空間を創る努力をしてまいりました。
ただ、今、この活動は岐路にさしかかっております。
ゆる・ふぇみカフェは、多様な人が参加できるよう、社会にある差別から生まれる様々なバリアを可能な限り、なくそうとしてきました。
例えば、高い入場料はしはらえない人もいます。そこで、入場料は低く抑え、年に一回のメインイベントは入場料だけでは赤字になることをはじめから承知で開催しています。他にも、小さい子どもや、車いすユーザー、男女別でないトイレが必要な方など、様々な方が参加するために必要な条件を満たし、講演、パフォーマンス、展示など、多様な活動をする人が一緒にいる場所を整えるには、残念ながら、今の日本の社会ではある程度のお金がかかります。
それだけ、私たちの社会に、自然に多様な人が一緒にいられる場所がすくないのです。
それだけ、私たちの社会に、自然に多様な人が一緒にいられる場所がすくないのです。
私たちも、クラウド・ファンディングや、寄付を募る努力をしてまいりましたが、ボランティアで活動する運営委員にはかなりの負担がかかっていました。
助成金なども積極的に申請してまいりましたが、わかりやすい「支援」などの活動ではないこと、議論があるテーマも避けずに扱ってきたこと、複合的なクロスジャンルのイベントは助成の枠組みにはまりにくいことなどに加え、私たちの力不足もあり、なかなか、ご理解をいただけませんでした。
運営委員も少しずつ自然なライフサイクルの中で、活動を離れる人もでてきています。新しいメンバーも入ってきていますが、運営にまで関わってもいいという方はそれほど多くはありません。
つまり、多くの市民団体が経験する、お金と人の問題に、ゆる・ふぇみカフェも直面しています。第5回を開催するか、私たちもかなり悩みました。
フェミニズムは運動です。運動は、担い手がいなくなれば終わります。それは、決して悪いことではなく、運動が「重荷」になったり、担い手自身が創造的に生きられなくなるよりは、終わらせるほうがよいのではとも話し合いました。
ですが、同時に、5年間育ててきたゆる・ふぇみカフェが、確かに他に変わりのない場所だとも感じています。自分と異なる人がいる場所で生きることは、自分が変わる契機をくれます。それは、とても創造的なフェミニズムの力でした。
だから、もう一度だけやってみようということになりました。そして、ゆる・ふぇみカフェが必要だと思ってくれている方がお力を貸してくださるなら、その後も継続するだろう。そうでなければ、5回目を最後に、今のゆる・ふぇみカフェは一度終わりにしようと。
第5回のゆる・ふぇみカフェの開催をご案内するとともに、新しいゆる・ふぇみカフェを一緒に作ってください、と皆さんにお願いいたします。
具体的には、
(1)ゆる・ふぇみカフェを一緒につくる運営メンバーの募集
(2)イベントなどの当日ボランティアをしてくださる方の募集
(3)継続的なご寄付、ご支援のお願い
をさせていただきたいと思います。
(10月中にボランティア説明会などの開催を予定しております)
こうしたお願いをすると同時に、定期的にボランティアを募集する仕組みや、寄付を募る仕組み自体を整えていかなければならないことも承知しております。しかし、そうした運営の仕組み自体を一緒に整え、ゆる・ふぇみカフェを存続させたいと思っていただけなければ、第6回以降の継続は難しい状況にあります。
元々、ゆる・ふぇみカフェは様々な人の参加で、少しずつ姿を変えてきました。多様な人が一緒にいるためには、みんなが少しずつ、変わらなければならないからです。
みなさんが、新たな担い手となれば、ゆる・ふぇみカフェはまた姿を変えるでしょう。「様々な人が、一緒にいるためのフェミニズム」を大事にしつつ、新らたなゆる・ふぇみカフェをどうぞ、一緒に作っていただけませんか。
ゆる・ふぇみカフェ2018年度運営委員会 一同
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